
先日 伯父の葬儀のため日帰りで福島へ行ってきました
伯父はりんご農家を営んでおり、今年の収穫を前に農作業中の事故でなくなりました
もともと後継者がいなかったこともあり、これで廃業になります
原発事故の影響もあり、この土地が引き継がれることは難しそうです
子供の頃、夏になるとこのりんご畑にも来て直接りんごを採り丸かじりしたのを思い出します
葬儀が終わり、帰り際にりんご畑を見にいきました
思えばこの畑には20年以上も来ていなかったことになります
懐かしさ半分、これからこの畑でりんごが収穫されることがないと思うと悲しさ半分です
とても立派な木に大きなりんごが収穫を待っていました
毎年、当たり前のように段ボール箱いっぱいに送られてきたりんごが
これから送られてくることはなくなります
何十年もかけて育てたりんごの木もこれから管理する人がいなくなり
この先どうなるのかはまだわかりません
グリオハウスもそうでしたが、大事にしていたものを引き継ぐことができなくなることは
なんだかとても悲しくなります
同様に、日本の伝統工芸や文化も後継者がいないことで
途絶えてしまうものが多くあります
なんとかこういったものに光をあてることはできないものか
そういった活動ができないか考えてしまいます
もちろん簡単に引き継げる問題ではないのですが・・・
最後に子供のころと同じようにりんごを丸かじりしてみました
とってもおいしかったです

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